同朋よ

 私の勤め先は、56才で昇給停止、58才から減給となる。先日、55才を向かえ来年の4月が最後の昇給の機会となる。査定はいつも人並みだが、来年からは金銭的な評価がなくなることになる。だから、とりあえず今年は頑張ろうと意気込んでいたが、部下はついにこない。私の最後のチャンスは、これで終わりかと感じている。来年のこの時期、どのような気持ちで仕事に向き合っているのか想像がつかない。もっともなにもしなければ今のポジションもなくなるのだが。勤め人の多くは同じような道をたどるのだろう。同じ心境の方かおられましたら、ともに頑張りましょう。

後半戦

 昨日誕生日を迎えました。55才になりました。子どもたちが、それぞれのお小遣いからプレゼントをくれました。数百円のものですが、とても嬉しいです。普段飲んだくれのところしか見せていない、こんなオヤジに。しかし、四捨五入すれば60才、還暦です。特別な思いもあります。このまま、なにひとつ変わらない(変えれない)人生なのだろうと思っています。
 今朝、テレビで102才でマスターズ陸上に励む男性のニュースを見ました。始められたのが97才で、若い頃陸上の経験はないそうです。やはり、始められた頃より体力は落ちているように見受けられましたが、記録よりご自身がたてられた目標の達成に向かって日々頑張っておられるようでした。
 誕生日を向かって年をとったと思っても、その方と比べろると、まだまだ持ち時間はある訳です(そこまで健康に生きていればの話ですが)。50代の後半戦に突入、生きざまはいろいろあるでしょうが、私は、この偉大な先輩を見習いたい。

小心者

 中学に通う息子の中間考査の成績表がテーブルの上に広げられていた。一瞬目に入ったが、直ぐに畳んだ。息子に期待しているのだが、現実を見ようとしない。実際の成績はまったく知らない。子どもの成績表は小学生の時から見たことがない。見る勇気がない。以前載せたが、測量士補の試験を受けた後も、毎日気になって落ち着かないのに、自己採点に踏み切るまでに、2週間もかかった。子どものことも、いずれは現実を知ることになるのに。このような人間だから、何ごとも最悪のケースを予測し、そうならなかったときは(実際の場合はほとんどがそうなのだが)、ラッキーだったと思って生きている。